在学中に100冊の本を読もう

2007年01月24日

「ムーン・パレス」ポール・オースター/新潮文庫

野木咲(13冊目/評価4)
主人公が自分の血脈の物語に意図せずして入り込んでいく感覚が肌で感じられる。肌理の中までもぐりこむような言葉と物語(作中作)に、なぜか村上春樹を見る気である。
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「Missing 11 座敷童の物語・完結編」甲田学人/メディア・ワークス

桜城(22冊目/評価5)
3冊にわたって書かれている「座敷童の物語」も、とうとう完結編。嬉しいような寂しいような…。だんだんと、この「Missing」という作品自体が結末を迎えようとしている感じがします。「座敷童の物語」自体は区切りがつくけれど、話はまだまだ続きそうな感じで終わります。新しい登場人物も出たりして。今回、ちょっとグロテスクな場面があり、表現も割りとストレートなのでドキッとはしますが、次へ次へと場面が展開されていくので、気持ち悪がっている暇はないようです。早く完結してほしいような、ほしくないような。世界観が好きです。
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2007年01月23日

「伊達政宗 1」山岡荘八/光文社

梗耶(17冊目/評価3)
PS2ゲーム「戦国BASARA]でこの人にはまり、もっとよく知りたいと思って読み始めました。隻眼の戦国武将、「独眼竜」の名で有名ですよね。この人は、秀吉や家康と同時代に生まれていたら天下を取ったかもしれないと言われています。
周囲からものすごい期待をかけられて育てられ、父親に愛される代わりに母親から愛されず、少年から大人への試練、母親に毒殺されそうになったりと、戦国武将の青春時代は大波乱です。
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「卍(まんじ)」谷崎潤一郎/新潮文庫

野木咲(12冊目/評価3)
傍点や言葉の使い方を工夫して、生々しい大阪弁の世界を再構成している。ストーリーは、昭和3年にして女性同士の同性愛をとらえたものとなっているが、それよりも周囲の男性陣の言い分が異様に面白く、笑える。
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2007年01月22日

「うつくしい子ども」石田衣良/文春文庫

円利儀(9冊目/評価4)
主人公の弟が9歳の女児を絞殺。未成年の犯罪。逮捕の瞬間から、街に家族の居場所はなくなった。僕は闘う。自分のために、弟のために。そして夜の王子のために…。子の大きな事件をきっかけに自分自身を見つめ、大人になっていく僕の心の成長に感嘆した。最後まで結末の見えない面白さ、ぜひ一度読んでほしい。
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「地下鉄(メトロ)に乗って」浅田次郎/講談社

F(9冊目/自分の父母が若いころは、どういう感じだったのか。もしも過去が違うものだったなら、自分はどうなるのか。考えたことはありますか?地下鉄に沿ってつながっていく人々の人生を見てください。自分自身の存在の運命や意味を、考えてください。
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「Missing 10 続・座敷童の物語」/甲田学人/メディア・ワークス

桜城(21冊目/評価5)
前巻に引き続き、「座敷童の物語」の中編。前巻ではクローゼットや部屋の中だけでとどまっていた「怪異」が、今巻では話のキーパーソン・圭子さんのかばんを伝って外の世界にも影響を与え始めます。手に汗握る話の展開。張り詰めた気を不意に抜いた瞬間、奴は後ろに立っていた…!みたいな、そういうドキドキ感が一冊中続きます。人間の”弱さ”にも触れ、話は少しずつ解決へと向かい始めます。しかし「怪異」を共に追ってきた”文芸部”の中にも亀裂が生じるなど、新たな問題が!目が離せません
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「デッドエンドの思い出」よしもとばなな/文藝春秋

円利儀(8冊目/評価3)
本当にしようと思っていたことが見つかる。そのことに気づけただけで幸せだなと思えた。この話は、恋をして、破れ、たくさんの人に出会う中で幸せの感じを見つけた一人の女の子の話です。読み終えると、自分なりの幸せの感じを見つけてみたくなるかも・
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「ざらざら」川上弘美 /マガジンハウス

えび子(11冊目/評価4)
川上弘美さんの文章は、すごく知的で感情を的確に表現していて本当にすばらしい。絶対に彼女にしか生み出せないだろうと思える言い回しがいくつもあった。この本はたくさんの短編が集められているが、タイトルを眺めるだけでもワクワクしてくる。川上さんの中には「こうでなくてはならない」というルールみたいなものがなくて、本当に自由な気持ちで作品を書いているんだろうなと思った。
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「長崎乱楽坂」吉田修一/新潮文庫

野木咲(11冊目/評価3)
「新潮」の書評にあるように、架空の家と人を巡る話であるが、そこには「むこう」と読者側とにラインが引かれている。区分されているのである。”家”というひとつの空間の中にある異次元が面白い。
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